2017年3月31日金曜日

今年度の全日程を終えて

 先週の20日、春分の日に行われた卒業生壮行大会「桜カップ」への参加をもって、チームは今年度の全日程、結成から12年目の活動を終えました。

 「桜カップ」では、「熊本リトルマーベリックス」と対戦できました。展開のスピードが速く、スキルが極めて高い子どもたちの姿に感動しました。熊本地震の苦難を乗り越えたチームは、とてもよく鍛えられたうえに明るい印象でした。
 通算5度目の対戦となったゲームは、今年度最後の試合、大敗もほろ苦く、4人の卒業生たちの記憶に深く残るだろうと思います。


 昨年度は、7名の6年生を中心とした運営で日本選手権まで進みましたが、大量卒業後の今年度は苦しい試合が続き、一年を通じて安定した戦績を残すことができませんでした。

 チームは、ここ10年で、中期的なピーキングに二度成功しています。

 一度目のテーマは、土曜日と日曜祝日のほとんどを費やすほどの豊富な練習量を活かした「反復」でした。古典的な少年スポーツチームの作り方で結果が出たと言えます。

 二度目は、プレーの「選択と集中」でした。シンプルなスキーム設計を意識しながら、成功確率が高いプレーにこだわった取捨選択、シュアな選手へのボールの集中がその内容です。一度目とは異なり練習機会が担保できなくなったことによる考え方のスイッチでした。チームの生き方の模索です。

 今年度は、大量卒業にくわえて、選手の気質やスキルに大きな変化があり、新たな考え方に取り組むことを要する、転換期にあったのかもわかりません。にもかかわず、チャレンジを怠ったと思います。大きな反省点です。大人側のミスです。


 チームにとっての朗報は、例年以上に低学年の子どもたちが加わり、将来の素材に恵まれたことです。他の少年スポーツとの競合や限定的な地域でのチームづくりもあって、安定的に選手を補うことが難しい中、良いニュースに喜びました。幼い子どもたちが熱心にフラッグフットボールに興じてくれました。

 その結果、高学年がニューカマーたちを迎え入れて、楽しく関わる様子を目にすることが多く、今年度は優しくて温かみのある集団になりました。戦績の良し悪しよりも大切にしなければならない、地域のクラブチームの存在意義を子どもたち自身が作り出して育んでくれたことに感謝しています。

 どうやらまた、新年度早々からも新しい子たちが覗きに来てくれる様子です。少しずつではありますが、来年度も新しい仲間が増えそうです。彼らのためにも転換期を迎えた今のチームに必要なことをひとつひとつ実行していきたいです。

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