2016年3月13日日曜日

プレーブックの「間引き」

今年度は、シーズン当初から最後まで、子どもたちのプレーだけでやり抜きました。
春には関西の公式オープン・トーナメントBIWAKO CUPで高学年と低学年がともに二年ぶりの準優勝。
その結果によって、8月に横浜市の慶応大学日吉キャンパスで行われた、関東・関西 Champions Cupに関西第二代表として出場しました。
試合はボロ負けでしたが、とてもよい経験ができました。
新横浜へ向かう行きの新幹線の中で取り組んだことがあります。
6年生二人には、ずっと前からプレーブックを作らせてました。そのプレー数は半端なく増殖を重ねてました。
彼らは、そのすべてをかっこいいカードにして持参。その数は50枚を超えてました。二人分を合わせると100プレー超。小学生男子らしくて、それはそれでかわいいけれど。
新幹線の車中、二人と向かい合ってミーティングをしました。新大阪を出て名古屋までは腹ごしらえ。その後の小一時間をかけて。
彼らが使えると思っているプレーを5つ。さらに、こちらが見極めたものを追加で5つ。二人分をあわせて20枚を選んで、余ったものは全部、バッサリ間引いてやりました。
「ごめん、これ全部いらんわ」。
ここで選んだプレーだけで、関西と西日本を突破、日本選手権まで進んでくれました。
彼らの手によって作られたプレー。そして間引かれた後のプレーが機能。これには訳がありました。
あいつらわかってくれたかなあ。