2016年4月25日月曜日

フラッグフットボール版ワイルドキャット・オフェンス

2009年。マイアミ・ドルフィンズの「ワイルドキャット」が話題でした。 高校フットボールのような戦術は当時のNFLの常識を覆しました。

私たちは、小学生フラッグフットボールに置き換えて採用しました。

なぜならば、当時のメンバーに合っていたからです。デイライト・ランができるQB、爆発的なジェット・スイープでゲインできるRB、そして、シュアハンドのレシーバーに恵まれていたからです。

その年、初めてのリーグ戦勝ち越しを達成して関西小学生3位、翌年の2010年も愚直に追及して、初優勝を成し遂げ、西日本大会まで進みました。



動画は、さらにその翌年の2011年、岩国米軍海兵隊基地でのU13トーナメントのものです。
メンバーの多くは女子、後に日本一となった子たちです。

NIRSAルールで行われた試合は7人制で、日本の5人制とは異なりますが、バランスよくオフェンスができている様子がわかると思います。

ちなみに、それ以降もこのスキームを使用しましたが、あまり結果が出ませんでした。
ミスマッチを承知で臨みましたが案の定、駄目でした。
結果的には、時どきに戦略・戦術を再考、最適化するきっかけとなりました。無駄な経験や失敗はないと思っています。