3年前に始まった全国大学OB対抗チャリティ・フラッグフットボール大会 THE HUDDLE BOWL は、競技人口を劇的に増やしました。
大会を通じて得られた収益金は、3歳から18歳の難病と闘う子どもたちの夢をかなえる国際的ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ・インターナショナル」の日本支部、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」に寄付されます。
『かつてチームや己のために戦ったフットボーラーたちが時を経て、難病と闘う子どもたちのために再びフィールドに還ってくる』。意気に感じ、身震いをおぼえるものです。
アメリカンフットボールの普及、アメフト復興のために、即戦力となる競技経験者の登用が狙いであるのと同時に、まだ身近ではない『弟分スポーツ』フラッグフットボールにとっても、スポーツ・マインドがある大会、そしてそれに参加するプレーヤーの増加は、競技振興の起爆剤となっています。
現役時代の復刻プレーや、ガチンコの真剣プレーがみられたり、観戦にも適しています。
「ハドルボウル」がもたらした効果です。
昨年度は、4月と1月に行われた THE HUDDLE BOWL 、そして7月に行われた現役支援の大会 NEW ERA HUDDLE BOWL と、一年間に三度の「ハドルボウル」に参加させていただきました。とても光栄でした。
出身大学を背負ってのゲームでは、どうも熱くなるきらいがあり、いささか反省もあります。
先の大会では負傷してしまい、もうすでにそのケガも癒えつつありますが、しばらくの間は、「本業」
の小学生チームに集中したいと考えています。
ジョー・モンタナやダン・マリーノ、ジェリー・ライスやディオン・サンダーズといった往年のNFLスターが、楽しそうにフラッグに興じる様子は古くからのファンを魅了します。
本当は、ああならないといけないなあ。今はそう思っています。
この「ハドルボウル」が、今後も末永く開催されることを願っています。